小屋 1月 11日


 俺達の様な 舞台で仕事をする人間は 舞台の入った建物の事を 小屋と呼びます。
たとえ,3000人はいる客席であろうが 1年前に出来た新しい建物であろうが
全部 小屋です。 
すこし、俺が仕事を忘れない様に 舞台の事をシリーズ化して書いておこうと思います。
なるべく 誰が読んでも分かりやすくを目標に書くので分からなかったら コメントででも聞いてみて下さいね。


 どうして小屋と呼ぶかですよね。 出雲阿国の頃 それよりずっと前からかな〜 
興業物は 小屋打ち と言う 自分たちで掘っ建て小屋を建てて 客に見てもらうと言うスタイルでしたよ。
これが残ったんでしょうね。
で、照明もない 小屋ですから それなりに明かり取りの工夫がされる訳です。
舞台を北側にし 客席の入り口を南側にする、 自然光が舞台に入り易くする訳です。
もう、この作りは定番として 残って来たんですね。 
だから、今でも20年くらい前の小屋は この通りの配置になっている事が多いです。


 で、上下 (この場合は じょうげでは無く かみしもです。) 右左の舞台脇 (袖と言います)
を隠す為の幕が 東西幕と呼ばれる理由です。


 ね、舞台には 面白い言葉や しきたりが残っているんですよ。
ちょっと、興味がわいたでしょうか? 湧いてくれるといいな〜


 現代に近い所では アンダーグラウンドの芝居が 自分達のテント興業を行っていたのなんかは
昔の小屋掛け興業の面影が有りますよね。
公的な会館(小屋)でやるより自由度は 数段に高くなりますしね。
火を使ったり 水が吹き出したりってことは なかなか 公的会館では難しい物がりますからね。



昨日のjalan-jalan
    “2500m”     “3200歩”
  かかってた曲  新井 英一
      ( ここに戻れた)

15分の2回 です。 今朝起きて 骨の痛みが少し感じる様です。
  このまま、ゆっくりゆっくり。