ジョートー ジョートー 1月 9日


 バスの中で 二日も三日も 生活 (生活ですよね、こうなって来ると) してると、
みんな俺達にも慣れて いろいろと 話しかけたり ちょっかいを出してくる様になってくれます。
その中に 日本語の上手いおじさんが一人 黒いモスリム風の帽子をかぶって 姿勢の良いおじさんでした。
そうそう、話が少し外れますが インドネシアは モスリム国家として有名ですが、
いろんな宗教を許容しています。 スマトラキリスト教が多い様です。
隣りのジャワ島は 回教徒 その隣りのバリは ヒンズー教と 島で宗教が 変わって行く事も多い様です。


 で、話戻して そのおじさんが始めて話しかけて来たのは
『ひろひとは、げんきか?』 でした。 最初何を聞かれたか 分からなかったですよ。
ひろひと 確かどこかで聞いた事が有るな。
暫くたって あ! 天皇だ! って気がついたくらいです。30年位前の事ですから、
昭和天皇も 元気でした。 『ウン 元気ですよ。』と答えると
いきなり 見よ 落下傘 空を行く 見よ 落下傘 空を行く と歌い出しました。
軍歌の空の神兵ですね。 おどろきましたよ。
で、次には、ラジオ体操です。 ほとんど 間違う事無く 歌って体操出来るんですよ。
一緒にやらされてる こっちが最初に間違えます。(笑)
 

 このおじさん 小学校が日本語教育だったそうです。
で、その頃 占領政策で無理矢理 日本語教育をさせられていた国
朝鮮半島 中国 などは 戦後日本に対して悪いイメージを 持っていましたよね。
インドネシアは それがあまり感じられませんでした。 いろいろ聞いてみてみると
太平洋戦争が 終わった後 インドネシアは オランダにもう一度 植民地化されました。
その時に 独立戦争が起り その戦争を一緒に闘ったのが
戦後残った日本兵だったそうです。
だから、独立記念のカレンダー などには 良く日本兵の闘う姿が 書かれています。


 このおじさんの隣りには お孫さんの様な 男の子二人が座っていましたが 
聞いてみると偶然座っただけで、お孫さんではなかったと言う事でした。
その子の 小さな方 6・7歳くらいかな〜が 急にガタガタ震え出した事が有ったんですよ。 
そのおじさんが 体を丁寧にマッサージしてやると、震えが少しずつ治まり、
目をつぶって寝る事が出来る様になりました。


 この時です,道具を使わないマッサージってすごいな〜って思ったのは。
あ! 題名の ジョートー ジョートー は、この頃 スマトラに残っていた日本語です。
いろんな人が使っていましたよ。 上等 上等という意味だと思います。
もしかすると 上等兵が残ったのかもしれないですね。




 一昨日 書いた さくらの事ですが 家人二人から 消してくれと言われてしまいました。
その気持ちも分かります。 書いた事 消した事に対する責任は 私の物です。
すみませんが コメントも消させて頂きます。 メールの分かる方には メールいたしますが、
分からない方もいらっしゃるので ここで連絡させて頂きます。
どうもすみません。 頂いたコメントは 大事に別の場所に取って置きます。
この件に関する コメントも書かないで頂けると 助かります。
家族が読んでくれないと この霹靂の意味が 半分以下になってしまいます。
すみません そして、何時も読んでくれて ありがとうございます。



   

 

 昨日 体調が良かったので,ジャランジャラン 久しぶりに20分だけやってみました。 
 今朝になって 筋肉痛も無く 大丈夫そうです。 今日は 15分 2回でやってみようかな?
 発熱も 関節の痛みも ありませんでした。 ありがたいね〜

        

     昨日のjalan-jalan

    “1750m”     “2240歩”

   (掛かっていた曲 Brazilian jazz)

    この頃 お気に入りのラジオ。   
      聞いてて 気持ち好い