スマトラトラ　12月 24日

　もっちゃんが誰かに脅かされて旅日記続きをお願いって言って来た。
書かないと誰かにもっと脅かされるらしい。　いじりやすいんだよね〜
もっちゃん。　気は優しくて大男

　そうそう、この前はへんてこさんが象サイトラがジャングルに居るってことに反応してたよね。
この三種の動物みんな頭にスマトラがついて固有種なんだ。
スマトラ象　　スマトラサイ　そして予想はもう出来るよね。
スマトラトラ　　そうこうなるんだよ。

　で、バスに戻って話を始めよう。
ドライバーが2人居る事は書いたよね。一人は騎兵隊の帽子をかぶってるから、
騎兵隊もう一人は家族を連れて乗ってるからお父ちゃんて俺とタカシは呼んでたよ。
俺達と仲の良かったのは車掌の二人みんな片言の英語しか通じないけど、なんとか、楽しんで会話してたんだ。

　ミッションの治ったバスはお客みんなを載せて走り出したんだけど、なんか車掌が一人居ない。
キョロキョロしてる俺達を見てもう一人の車掌が気がついたんだろうね。
ついて来いって感じで案内するのさ。　走ってるバスのドアを開けて脇のサルバシゴを登るんだよ。　
ちょっとドキドキ。

　で、バスの上は屋根いっぱいに広がるルーフキャリアそのキャリアを上手く利用して。
真中の方にクッションの有る荷物回りに壁になる様に荷物と置き分けて、
快適なオープン空間が出来てたんですよ。　車掌さん達の労作です。
で、ここに居ても良いって言ってくれるんですよ。　ついこっちも付け上がって、
夜もここで寝た方が楽だ。みたいな事言ったら良いけどトラに襲われても知らないぞ！　
ニワトリはだから中に居るんだって言われちゃいました。こわ〜

　道はすごいダート舗装なんて街中のちょっとだけ。気を許してるといきなり体が
30cmに浮き上がる様なでこぼこ道だ。
ジャングルの木は、バスの頭を超える所トンネルみたいでルーフに居ると気持ち好いよ。
や、焼き畑の後なのか何も無い荒野の様な山の峰の道いろんな所を走って行きます。

　焼き畑の薄紫にたなびく煙りの向こうに夕日が沈んで行くなんて光景も見たな〜

このバス旅まだまだ、続きそうです。　今日はひとまず　ここまで。

　昨日もお約束の午前中でした。　
　　　ジャランジャラン中止ふ〜　

　　へんてこさん経由で時々拝見して来た笹本さん合掌させて頂きます。