宗教は カーペンター 12月 13日


 日本国内では、気にしないですが、よその国に行くとけっこう書類に 書かせられるのが、目の色 髪の色 そして宗教 これも 聞かれます。
無宗教または、無神論者と言うとこれも、なかなか難しい事に なるようです.


 昨日チラッと 触れてますが、21歳位の時に ネパールに行ってます.
友達 (13歳上)のお坊さんが 先に行っていて、追いかける様に一人で旅立ちました。
舐めてると言うか、何とかなるだろう精神と言うか、まあ、ほとんどの準備もなしに、機上の人になった訳です。 
カトマンズの空港に降り立った時は それなりに 回りに
乗客も居りましたが、ドンドン 手続きが進むに連れて、回りは俺だけに。


 日本国内で 普通は取って来ると思われるビザ それも長期ビザも、持っておらず、
ここで取れると聞いて来たんです、なんとかそれが通じた様で、申請用紙は受け取った. 
さぁこっからです. 英語がお恥ずかしいくらいにダメな私が
辞書と首っ引きでこの書類と格闘したのは. 40分位して もうこれ以上分かる所は無いな〜
と、受付に持って行きました、 
感じですけど、鼻糞をホジリながら、たった一人残っていた おっちゃんが
あ〜ぁと言う顔で 突き返して来ましたよ.
またまた、30分の格闘 今度は隙間埋め作戦に 出てみました.
ちょっとだけでも分かる所は 思いっきり書く。分からない所も それなりに埋めてみる。  
こんな作戦です。


 Colorの欄に eye と有れば、 beauty blackと書いてみる。
その下に Hair がくれば All blackです。
で、なにやら、難しいそうな所には、分けも分からず carpentry 
何だ,大工にしたかって? ネパールには 物が余り無いと聞いていたので、
なんか有れば、自分で作れる様にと 大工道具1式は 持ってたんですよ.
トンカチ (舞台用のナグリ) 鋸 ノミ カッター コード 半田ゴテ 針金 なんて所をね.


 で,さっきのおっちゃんの所へ。 おっちゃん あきらめ顔で、もう良いチョロチョロと、
あっちに行けみたいなジェスチャー で、パスポートには おっきな判子を押してくれたんですよ。
ここで、俺は たった一つこれまで外人に使った事のある英語をもう一度 使ってみました。
『ギブ ミー ディス パピア』 おっちゃん白紙の申請用紙をくれましたよ。
うれしかったな〜 二人とも ニコッとしたと思いますよ。


 外に出てみると 飛行場には 牛が放牧されて のどかな風景が広がっておりました。
この当時の カトマンズ空港は、一日の便数が5本とかじゃなかったかな〜 
で、空いてる時間は 放牧地として使われたんですね。


 なんとか一人でホテルに落ち着いて、そうそう、先に来ていた友達とは、この先
一週間位は 会えませんでした。 これも、甘い見通しで 行けば会えるんじゃないの。
程度でしたからね。
さっきのビザ申請用紙を 見たんですよ。 
いや〜 穴が有ったら入りたいって言うのは こんな気分でしょうね〜
職業欄に カーペンターは良いとして、宗教を聞いてる所にも カーペンター
お前は 何の為に山に登るのか?なんて所にも カペンターだからって。
こりゃ〜 おっちゃんも呆れちゃうよ。
申請書のうち 半分以上は 山に登る特別許可(パーミッション)の申請書もかねて居たんですね。
分からないから全部書こうと無理な事をいっぱい書いてしまってましたよ。
そう だから、私の宗教は カーペンターなのです。


  “『ギブ ミー チョッコレート』”これを使ったのは京都に修学旅行の行った時でした。
あの当時 外人さんが珍しく どっかのお寺で お見かけした外人さんに つい 言ってしまったのです。
言った途端に 教師に後ろからどつかれましたけどね。



   どつき漫才で 一世を風靡した 正司敏江・玲児さん
正司玲児さんが、成人T細胞白血病リンパ腫のため亡くなられたそうです。 
           
              ご冥福を祈ると主に
                 合掌



       

          昨日のjalan-jalan

          “4170m”     “5360歩”

         今日は、午前  午後の2回 30分ずつにする。

        (新井さんの バックギターを弾いておられる
           望さんも CDを、送ってくれる。
       仙台コンサート 主催者の楢山様も CD その他の情報を送ってくれる。  
         ありがとうございます。 しっかりと聞き込んでいます。)