J先生 12月 4日

 ハノイからのメールを頂いたJ先生がいらした時の事を、まだ、書いてません.
それは,ぜひ書かねば。


 昔,飲み屋ですれ違った事が 何度か有ると言っても 今はほとんど いや,全然記憶にない方が 私の為に こうやってここまで訊ねてくれるのですから、ドキドキもします。
で、ついにいらした訳です. 
出会いは 一瞬 あ〜 この方が なんて思う訳ですが,そんな物も ほんと一瞬で、
すぐに話は盛上がり出し,二人の共通の友人が 
如何に多いか だんだん 分かって行くのでした。


 先生は ハノイの病院の話等も 挟まれながら
だんだん 私もリラックスして、病気の事も、楽に話せそうになってくるんです, 
このお医者さんの話術 すごい物が有りますね.
きっと、磨かれて来た芸に通じると思います.


 いつの間にか 自分がこの先 どう言う治療を受けたいか.
なんて事もこっちから 話し出すんですよ.
そう、それは、この病院で 抗がん剤投与を受けて 直して行きたいと言う希望です.
移植も 考えない事は無いです。自分でも、いろいろネットで調べてみたし、
S先生にも、質問して、その答えに納得してるんですよ。 
先生達は これまでのデータをいっぱい蓄積しその中から導き出し
私には 移植を 今は積極的に進めはしないと言う事
ここの先生達を 信頼し、尊敬し、治療をお任せしたいと言う希望です.


 J先生は プロとして 俺の病気を教えてもくださいました.
この先 もし、最悪のシナリオが来るとしたら、どうなるのか? 
キツい質問です. 自分からしましたよ.
自分の覚悟は、出来るとしても、回りの人達はどうなのか?
先生は ご自身の経験を通して考えた事を、真摯に教えて下さいました。
そして、これまで、俺が考えやって来た事は、間違ってはいない。いや 積極的に進めて
その上で、もっと考える事が ありそうだと、思いつく様に 誘導もしてくれたのです.
まあ、これは最悪の場合ですからね。


J先生が 思うに 私はここで、修行をしてる坊さんみたいにも 見えるそうです。
患者として 扱いやすそうだとも。 
そう、それなんです。 俺は決めました。 
患者として扱いやすい患者になろうと医師や 看護師の言う事をきいて 
きっと,それが 最も近い“寛解”への道だろうから。
坊さんね〜 それはその気は全然 無いんだけど、
昔のあだ名が みー坊だったから、進化系で、みー坊主になったかな。

寛解”とは、一般の病気で言う治癒の事。俺の病気の場合 癌をがんと書いたり
治癒を寛解(かんかい)と表現したり、特殊な事情を持つ病気なのかもしれない。



                昨日のjalan-jalan
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