ハノイからのエール 11月 16日
友達の友達
私とは 10年以上も前に 呑み屋で 何度か すれ違っただけの方から メールを頂く
彼女は 今 お医者さんで 感染症 特にエイズを専門とし
中には 白血病や 悪性リンパ腫を発症する患者も診ると言う。
友達から 俺の事を聞き 微力ながら何か出来る事は無いかと メールを出してくれた。
微力などと言う物ではない。
俺は 日々 ネットの中で送られて来る メールや コメントに 支えてもらってる。
点滴の輸液が落ちる音の聞こえそうな夜 フッと目が覚めた時の心の冷え、
外の状況が分からず 手を出せない歯がゆさ こんな時に 気持ちは後ろを向うとする。
それを 前向け〜 礼 と幼稚園の先生の様に号令をかけてくれるのが みんなからの応援だ。
本当に ありがたい事だ。
話しを戻して 彼女はこうも言ってくれた。
この病気の治療は命がけですが、治癒の可能性がありますので、
どうか,前を向いて闘って下さい。
なんとうれしい言葉だろう。 今まで 俺が考えて来たのは 間違っては居ない。
薄々は感じていた 命がけ スパッと、言ってもらって心は定まった。
よし、このまま 進もう。
立派な高速も ガレ場の登山道だって、進まなきゃたどり着かないぞ。
ゆっくりでいい とにかく前に進もう アセるな!
立ち止まって振返る時は 後で来る。
医師として具体的なアドバイスも頂いた。
化学療法を元気にすごす秘訣は 「食事」
食に貪欲な患者さんほど、元気に退院なさっていくことが多いです。
これも,何となく感じていた事がはっきりした。 今 俺はとても食事が美味しい。
一つ一つの味に いとおしささえ感じる事が有る。 ご飯は 大盛りにしてもらってる。
きっと,食事は生へのバロメーター いや これこそ ベロメーターか?(笑)
冗談の出たところで 話しを閉めよう。
J様 応援のエールを ありがとうございます
とても、私にとっては意義のある メールです。
この先も いろいろ お世話になると思いますが
よろしく お願いいたします。
(彼女は 出張中でハノイからのメールであった。)