ピース 12月 2日

ハノイからのメールを 頂いた先生が、帰国されて
今度 東北大に用が有り帰りに ここに寄って 顔を見て行きたいとメールをくれる.
うれしい限り さっそく ぜひお寄りくださいと こちらかもメールを
ここで、ハタと気がついた。 いくら友人として 見舞いに来るとは言え、
医者が来るのだ。 こちらの先生にも にも一言の挨拶無しとは行かないだろう。


この頃の医療では、 セカンドオピニオンと言う言葉を聞く。
俺の心情的には、フィットしない考え方なのだが、そう言う事だって考えられると思う。
まずは ハノイからの J先生は 友達が 医者だと言う事。なぜ、こちらのS先生に 会って欲しいかと言う事を 自分の中でまとめる事にした.


確かに J先生を 友人と呼ぶのは 心もと無いかもしれない。でも、ピッピームーブメントや、フラワーチルドレンの時代を くぐって来た 俺には 何ら問題は無い。
先生もこっちを友人として メールをくれている. OK
そう、俺にとって 今回 大きな目標は 二人の先生に 仲良くなってもらう事。
どうも、俺の勝手な思い込みかもしれないが、二人にはとても近い物を感じている。
かたや、白血病に挑み続け かたや エイズに挑んでいる。年齢は離れているが その時代の大きな病気に立ち向かう姿に 共通の物を感じているのだろう.


明くる日 回診に見えられた S先生に 後でお話が有るので 御足労願えないかと お願いする. こっちから行けない 無菌室 来て頂くしか無いのです.
で,午後から 来て頂き この様な J先生と言う方が いらっしゃるので 面会の許可と 出来れば S先生にも 会って欲しいと お願いする.
面会の許可はすんなりと貰えたが、その日時間があれば お会いしましょうと言う事になる。
どうも、俺の病状の話に なると思ってらっしゃるのかもしれない。
 

J先生にも メールで 許可を頂いた事、出来れば こちらの S先生に 会って頂きたい事を
お願いする。J先生も 友人として見舞うのに 医者に会う事に 驚いた様なメールが帰ってくる。
しかし,ここは堪えどころと、二人に 俺の心情を綴った 生意気ですがと銘打った メールを出す。
J先生には、ここの二人の医師は 尊敬に値する方々で、友人の私の頼みとして、
一度会って頂きたいと言う事。
S先生には J先生とS先生に 同じ物を感じていてと上に書いた様な事を書き、再度 お願いする.


J先生がいらっしゃる当日 午前中に メールが来て 時間が取れそうだったら、同席はしませんが、J先生と お会いしましょうとS先生にも 言って頂く.


このころたった一人 俺が相談した、かみさんは S先生との今の良好な関係を崩すのではと、とても心配していた。


J先生がいらして、俺との1時間の楽しい 有意義な時間は、日を改めて 書かせてもらうつもりです.


で、私との面会の後で S先生とJ先生は お二人で 会って下さったのですが,


J先生が帰りの新幹線の中から メールをくださいました.もしかしたら 私と話していた時間よりも S先生と話していた時間の方が長いかもと。  ニマッとしましたよ.


それから、次の日の回診の時 S先生がいらして、J先生は 教え子だったって言うんですよ.
つい 先生に向かって ピースって思いっきり言っちゃいましたよ.指を出しながら。



                昨日のjalan-jalan

               “5200m”     “6700歩”

               かかってた曲  ( Janis Joplin&Judee Sill )

        ( 入院してから 減り続けた体重が 今週に入って 少し増え出した)